2017年11月12日日曜日

◆蕎麦(そば)のはなし ピンキリ - ①◆
蕎麦粉にも品質があります。素材で9割決まると行っても過言ではありません。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

一般に「蕎麦」と言えば、ツルツルの麺ですよね。
その「蕎麦」は粉=蕎麦粉から作られます。
つなぎを入れたり、十割だったりしますが、元の
素材は「蕎麦粉」です。

その「蕎麦粉」は蕎麦の実から作られます。
三角錐の実から、そば殻を外したものが丸抜き。
それを製粉してとれるのが蕎麦粉。
元の蕎麦の実を「玄蕎麦」と言います。


総じて、日本で消費される蕎麦の90%ほどは
海外からの輸入品です。
北米とオーストラリアと、中国からきますが、
輸入の90%ほどは中国産。
読みとくと、日本の蕎麦はほとんど中国産。

北米・豪州は土地が広く、気候が良いので、
国産の代替品として使われます。
(中〜上クラス)

中国産は土地が広く、労働単価などコストが
良いので、手頃な蕎麦として使われます。
(低クラス)

国産は品質は上から最上ランクで高い分、
やはり価格も高い。
(中上〜最上クラス)

困るのがコレどれを使っても蕎麦なのです。
しかし、価格がまるで違います。
中国産は蕎麦本来の風味は全くしません。
とても安く作り、蕎麦を名乗れます。

良い国産粉は蕎麦本来の風味をバッチリ
感じられ、風味は抜群です。
ただ、ものすごく高いものとなります。

ここが分かれ道。
「価格ありきで蕎麦を作る」のか
「品質ありきで蕎麦を作る」のか。

安く作ることはいくらでもできますし、
儲かります。
でも、権七は自分自身が納得できない。

「蕎麦の実本来の風味を楽しめる蕎麦」

この価値をわかる方、喜んでくれる方に
本物を提供したいと思うのです。


ここまでお読みいただき、「なるほど
国産粉ならいいのか!」とお思いの方。
蕎麦には「つなぎ」が使われるのです。
また、これがややこしい...
品質をまるで左右するもう一つの要素。

それは、つなぎの量。
と、続けたいところなのですがが...
長くなるので、また別の日に(^^)

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。

本格蕎麦が恋しくなったら、四代目 権七に
お越しください。(^^)

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http://soba-yachiyo-gonshichi.jp

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