2017年11月22日水曜日

◆ お料理のはなし 上手に天ぷらを揚げる - 4 ◆

サックサクの天ぷらを自宅でも揚げたいあなたへ。
 
今日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。
 
ついに寒さに耐えられず、極暖を着はじめた、
ごんしちです。
「極暖」でも十分暖かいですね(^^)


さて、それでは今日でパート4になります。
ご家庭で天ぷらがサックサクに揚がらない、
よくある失敗ポイント。
まだまだありますので、ご参考に。


そのうちの一つ。(失敗-その4)

火力の調整がわるい

という失敗。

これは少しテクニックな部分なので、説明
しにくい部分ですが、火力の調整です。

ご家庭で揚げ物すると、当然、普通のコンロ
ですよね。なので、火力(カロリー)の最大値
に限界があります。

180℃の油に室温以下の15℃の材料を入れる。
温度差は165℃もあります。
急激に油温は下がるのがわかりますよね。

油温が一気に下がれば、当然、水分を瞬時に
飛ばすパワーも落ちる。
すると...

・水分が衣の中にこもる
・上りが遅れ余分な油を吸う

と言うことになります。
つまり、何かベチャッとして、ボテッとした
仕上がりになりやすいのです。

ちなみに、プロはどうしているのか?

プロは実に巧みに火力調整をします。

あらかじめ、見当をつけて油温や火力を調整
し続けるのです。
火力をあげたり、維持したりの連続。

決して

ずっと同じ火力では揚げていない

です。プロは、です。

もちろん、今の世の中マイコン制御で温度を
管理して、一定に保ってくれる機械もあります。
それでも、やはり、火力調整をします。

こんな話を聞いたら、諦めたくなりますよね。
ですが、大丈夫。その対策をお教えします。
コロンブスの卵ですよ(^^)

その対策とは

センサー付きコンロで温度を保つ

です。
家庭のコンロは火力が足りません。
なので、「油温を上げる」のが大変です。
センサーを外すと、過加熱火災の原因にも
なるので、まずはオススメしません。

まずは、火力をどうの...を意識しないですむ
ように、センサー管理で180℃に設定する。
維持しながら揚げてください。
揚げることに集中するという意味もあります。

ここで失敗してた方は、すぐに揚がりが良く
なります。

前記事にも書きましたが、少ない油量では
この影響が大きく、温度を上げるのに時間が
かかり、揚がりを損なっていることが大半。

なので、ご家庭でカラッと揚げたいときは、
同時になるべく多くの油量を使いましょう。


どれか1つだけが原因でないことが多いです。
なぜなら、各要素はお互いに影響するから。
なので、毎日チェックしてくださいね(^^)

今日のおさらい

・火力調整と油温を保つ
・センサー付きコンロでキープ
・油温を必要温度に保つのがコツ


しかし、書いていて実に思いますが、
本当に天ぷらって手間ですねσ(^_^;)
ごんしちは慣れているから、勝手に
体が動きますが...
自分が作るとなったら、躊躇します(笑

手軽にサクサクの天ぷらが食べたいなら、
ぜひ、四代目 権七にお越しください。

ご注文ごとに、素材に合わせてお揚げする
熱あつ、サクサクの天ぷらです。

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それでは、今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます(^^)

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