◆ お料理のはなし 上手に天ぷらを揚げる - 7◆
サックサクの天ぷらを自宅でも揚げたいあなたへ。今日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。
今年も始まった〜と思っていたら、
あっという間に11月も終わりですね(゚o゚;;
気持ちがソワソワし始めたごんしちです。
さて、いよいよ今日でパート7になります。
さて細かな視点でお伝えしてきたミニ講座。
いよいよ、最終回。
ご家庭で天ぷらがサックサクに揚がらない、
よくある失敗ポイント。
今日のは意外な落とし穴!ぜひご参考に。
そのうちの一つ。(失敗-その7)
揚げて"ごちゃ"と置いておく
という失敗。これも意外に多い気がしています。
みなさん一所懸命に揚げますが...
"カラッと揚げる"ことだけに必死
じゃないですか?
揚げたあとはあまり気にしない...
カラッと揚がったのに、食べたらシンナリ...
「やっぱりプロじゃないから...」
なんて諦めていませんか?
もしあなたたが心当たりがあるなら、
今日の失敗ポイントは有効ですよ!
その理由を説明していきましょう。
180℃の高温で揚げた素材は熱々です。
そもそも、冷たい生素材を高温の油で
一気に加熱調理し、水分を飛ばすことで、
カラリとした天ぷらが揚がります。
つまり、揚げたての素材は熱々の高温。
素材の中からはホクホクと湯気がでる。
ポテトチップスも室内に放置するだけで
サクサク感がなくなり湿気るんです。
湿気るとパリっ♪→べり...のように。
天ぷらはなおさらです。
何せ、内側から湯気が立っているんです。
蒸し器で軽く蒸しているようなものです。
さぁ、それではどうすれば良いのか?
内側からやってくる蒸気を効率的に、
スピーディーに抑えることが大切です。
ですので、揚げ終えた素材の蒸気がこもる
状態や、なかなか蒸気がおさまらない、という
状態を素早く回避する方法を取りましょう。
できます。
もちろん揚げてすぐに食べられる環境を
あらかじめ整えておく、ということも
とても大切です。
調理に関係無いと思いがちで、仕事に追われ
ついまとめ揚げしたくなりますけどね(笑)
「出来立てを美味しく食べさせたい」という
愛には敵いません(^^)
これを読んで終わりにせず、ぜひご自分で
実践してみてください。
今日のおさらい
・揚げたあとの蒸気は大敵!
・蒸気を素早く抑える工夫
・蒸気がこもらないように工夫
頭で理解することは大切です。
1つ心当たりを念頭に意識する。
頭でばっかりあれこれ考えるより、
3回やって、失敗する方が学べます。
そして、数倍早く上達します。
それだけは間違いないですょ(^^)
くれぐれも火事だけは気をつけてくださいね(^^)
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