2017年11月23日木曜日

◆ お料理のはなし 上手に天ぷらを揚げる - 5◆

サックサクの天ぷらを自宅でも揚げたいあなたへ。
 
今日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。
 
昨日はひさびさに焼肉を食べました(^^)
食事は料理が美味しいことも大切ですが、
やはり"だれと食べるか"も大切ですね。


さて、それでは今日でパート5になります。
いっぺんに教えろよ!かも知れませんが、
もうしばらくお付き合いください。

さて、ご家庭で天ぷらがサックサクに揚がらない、
よくある失敗ポイント。
まだまだありますので、ご参考に。


そのうちの一つ。(失敗-その5)

鍋の形が適していない

という失敗。

これはあまり気にしても仕方ない部分では
ありますが、家庭用の低いカロリーで揚げ物を
する場合には、地味に効いてきます。

ご家庭で揚げ物をするときは油量の都合も
あって、そこそこで油が満たされる大きさ
の鍋を選んでいませんか?

つまり形までは意識していない。というか、
そこまで気にしていられるか!という感じに
なるのではないかと思います。

鍋の形が小さいとどうなるのか?

・火力を上げた時に炎がこぼれる
・火力が伝わらず油温が上がらない

意外に知られていませんが、火力をマックスに
した時に、鍋底に当たらず、外側にこぼれて
いる炎は、実は熱をほとんど伝えていません。

つまり、油量を優先して、小さい鍋だと、
油量も少なく、火力も伝わらず、と良いこと
がないのですね。

では、プロはどんな鍋で上げているのか?

・プロは天ぷら鍋で揚げる
 (=底が平で、広い経口の鍋)

形には意味があるのですね。
広い平らな底は炎をすべて受け止めます。
つまり、熱が伝わり、油温を上げやすい。
また、全体に均質に熱が伝わる。

天ぷらを揚げるのに、

深さは必要ありません。

だからといって、天ぷら鍋買っていられ
ません。
ならどうしましょう!?

天ぷら鍋の代用は、

底が平らで、経口の大きなもの

ならなんでも構いません。
油の深さは10センチもいりません。

そこで一番おすすめなのが、

使い古したフライパン

です。
新品でも良いですね。ただ、テフロン加工は
過加熱すると有害な場合もあるので、ご注意
ください。それを含めて「古い」です。

そこが平らで経口が大きい理想の形。
天ぷら鍋とほとんど同じです。厚みもそこそこ
あります。

かき揚げなどは「深さが欲しい」と思うで
しょうが、きっとその深さで足らないのは
大きすぎます。結局、うまく揚がりません
ので、適量を数揚げた方が良いです。

ひとつだけ悩ましいのは、場所をとる。
なので、一回で使い切るか、オイルポット
に移し替えて、保管すると良いですね。

毎回書きますが、各要素はお互いに影響
しています。なので、毎日チェックして
失敗を減らしてくださいね(^^)

今日のおさらい

・鍋底は平らで経口の大きい鍋
・フライパンならお手軽に代用
・鍋底からこぼれた炎は火力ロス


今回は鍋なので、技術というより環境
でした。ですが、実は大切です。
とはいえ、ひとつひとつ道具を買い足すと
キリがありません。σ(^ ^;)

なぜ?の理由が分かれば、応用もできる
ようになります。それが本当の「上手」
なんだと思います。
上手な人に習うのが一番の近道です。



手軽にサクサクの天ぷらが食べたいなら、
ぜひ、四代目 権七にお越しください。


それでは、今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます(^^)

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